フォント嬉しいメジャー初勝利 レイズが完封で連勝

【ヤンキース0-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

前カードのヤンキース4連戦では1勝3敗と負け越したレイズは前日から始まった同カード3連戦の初戦に勝利。勢いに乗るチームはこの日も投打が噛み合い、強打のヤンキース打線をシャットアウトした。先発したウィルマー・フォントは嬉しいメジャー初勝利を飾った。

開幕時にはドジャース所属だったフォントはアスレチックスを経由して日本時間5月26日、レイズに移籍していた。レイズ入団後は6月初旬から先発として起用されるようになり今回が4試合目の先発マウンドとなった。初回のヤンキース打線を3者凡退に抑えるとフォーシームやスライダー、カーブなどを駆使し、ヤンキース打線に的を絞らせない。制球もよく与えた四球は6回にアーロン・ジャッジに対する1個のみ。投球成績は6回途中3安打無失点だった。

フォントを援護したい打線はヤンキース先発、ソニー・グレイから初回、ジェイク・バウアーズがツーベース放って先制すると2回にもダニエル・ロバートソンやウィリー・アダメスらも続き、序盤から3対0とリードを広げた。グレイは2回以降立ち直り無失点投球を続けたが、7回にはアダメスにソロ弾を浴びたところで降板した。4点差のリードを保ったままレイズが逃げ切って今カード2連勝となった。敗れたヤンキースは打線はわずか4安打に抑えられて良いところなく痛い連敗となった。

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