フェルスタッペン「タイヤ戦略が違うフェラーリに勝てるかどうか、面白くなりそう」:F1フランスGP土曜

 2018年F1フランスGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4番手だった。
                         
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=4番手
 今日の予選では、マシンのポテンシャルを最大限に生かし切ることができなかった。フロントのグリップに悩まされたせいで楽にいかなかった。それでも4番手につけられたのでよかったよ。一日中、雨が降ってくれればもっとよかったけれど、残念ながら予選のころには路面が乾いてしまっていたんだ。

 メルセデスと比較するとストレートではまだスピードが足りないうえに、マシンバランスも完璧ではない。さらには長めのコーナーでもタイムを失っている。レースでどこまでやれるかは明日になるまで分からないよ。

 僕はレースペースは良いんだけど、それは他の多くのドライバーたちも同じだ。今年新しくカレンダー入りしたレースだから、何が起きてもおかしくない。

 僕はスーパーソフトでスタートするから、(ウルトラソフトの)セバスチャン(・ベッテル)の方がグリップの点で少し優れているはずだ。そのせいで状況が少し難しくなるかもしれないが、その分、タイヤを長く保たせられるといいね。
                     
 新しいサーキットなので、週末を通して基準となるものがない状態だ。明日に向けて、まだ疑問符は多く残っているから、何が起きるかを見守っていかなければならない。        

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