これを見れば万全!イングランドvsパナマ、「6人の注目選手」

熱戦が続くロシア・ワールドカップ。

ここでは、グループリーグG第2節のイングランド対パナマ戦の注目選手を紹介しよう!なお、イングランドは第1戦でチュニジアに2-1で勝利、パナマはベルギーに3-0で敗れている。

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ジョーダン・ピックフォード

イングランド代表
エヴァートン所属
GK
No.1
1994年3月7日生まれ (24歳)

イングランドのゴールマウスを任される若き守護神。

サンダーランドでは正GKの怪我によって出番を得ると、あのデイヴィッド・モイーズ監督(当時)が、ジョー・ハート獲得を断るほどの才能を見せつけた。その後、42億円という巨額の移籍金でエヴァートンに引き抜かれている。

身長は185cmとGKとしては大きくないが、驚異的な反応でピンチを阻止するショットストッパーだ。

さらに、左足からのディストリビューションにも長けており、それも武器のひとつ。時に鋭いフィードを前線に通し、攻撃の起点になる。

ちなみに、『KENZO』の虎スウェットを私服で着ていたことも

ハリー・マグワイア

イングランド代表
レスター所属
DF
No.6
1993年3月5日生まれ (25歳)

岡崎慎司と同僚の巨漢DF。体重は100kgとあるとされていたが、W杯公式のデータでは「193cm98kg」に。

昨季、ハル・シティからレスターに移籍すると、38試合に出場するなどレギュラーとして活躍。代表に定着すると、第1戦では先発として起用された。

圧倒的な強さ高さを持ち、味方のセットプレーにおいてはターゲット役としても頼りになる存在だ。また、昨季は2ゴール3アシストをマークするなど、確かな攻撃的センスもある。

2017-18シーズンのプレミアリーグでは、DFながら51度のドリブル突破を記録。Optaによれば、これはCBとしてリーグでNo.1の数字だったそう。

ニックネームは『Slabhead』。同僚FWジェイミー・ヴァーディが「頭の直径はどれくらいあるの?」とジョーク交じりに尋ねたことも話題に。

ルベン・ロフタス=チーク

イングランド代表
チェルシー所属
MF
No.21
1991年1月23日 (22歳))

イングランド期待の超大器。10代の頃からすでに190cmを超える長身で常に大きな期待が寄せられていた。

リーチを生かした守備と長い脚を武器にしたキープ能力、広い視野を生かしたパスワークなど高い素質を持つ。

ポテンシャルは誰が見てもスーパーながらなかなかブレイクできず。ただ、昨季レンタルされたクリスタル・パレスで一皮むけた。

パナマ戦では先発が予想されており、ついに代表の舞台で大暴れするかもしれない。

ハイメ・ペネド

パナマ代表
ディナモ・ブカレスト所属
GK
No.1
1981年9月26日生まれ(36歳)

2003年からパナマ代表のゴールマウスを守り続ける守護神。同国には珍しい白人系の選手である。

知名度こそ低いが中米ではレアル・マドリーのコスタリカ代表ケイロル・ナバスと双璧を成すGKで、その超人的な反射神経でこれまで幾度となくチームを救ってきた。

クラブでは若くしてスペイン・オサスナに所属したが成功できず、その後は中米を放浪。2014年にLAギャラクシーをMLS王者へと導き、全米トップクラスの評価を得た。

彼のプレースタイルは元スペイン代表GKイケル・カシージャスに近いが、顔はイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンに似ている。

フィデル・エスコバル

パナマ代表
ニューヨーク・レッドブルズ所属
DF
No.4
1995年1月9日生まれ(23歳)

パナマ史上最高のDFバロイからポジションを奪った若きディフェンスリーダー。

2015年U-20ワールドカップで2ゴールを決めて脚光を浴び、ポルトガルの名門スポルティングへ。ここでは出番を得られなかったものの、MLSのニューヨーク・レッドブルズで大きく成長した。

「パナマのルシオ」といった感じの攻撃的なセンターバックであり、攻め上がりからの稲妻のようなロングシュートやフリーキックは、流れの中でなかなかゴールを奪えないパナマの得点源である。

ベルギー戦でもその強烈なフリーキック、ハーフウェーライン付近からの超ロングシュートでスタンドを沸かせた。

マイケル・ムリーヨ

パナマ代表
ニューヨーク・レッドブルズ所属
DF
No.2
1996年2月15日生まれ(22歳)

ベルギー戦であのアザールと対面バトルを繰り広げた右サイドバック。

イスマエル・ディアス、フィデル・エスコバルと同じくU-20代表で活躍して脚光を浴び、現在はエスコバルも所属するMLSのニューヨーク・レッドブルズでプレーする。

彼の武器はその並外れた身体能力とフィジカル能力。まだ肉体の強さだけでサッカーをしている感はあるものの、90分間、苦痛を見せずに攻撃参加を繰り返すことができる。

代表では守備専門の33歳マチャドと右サイドバックのポジションを争っていたが、今大会、若手起用に慎重なことで知られるボリージョ・ゴメス監督も底知れない潜在能力を持つムリーヨを先発に抜擢した。

1対1の局面ではアザールとも互角にやり合った。プレミア向きの選手なだけに、イングランド戦で活躍すれば大きなステップアップも見込めるかもしれない。

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