「東芝景気」じわり 新工場建設の北上市

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 東芝の半導体子会社東芝メモリ(東京)の北上市への新工場建設に伴い、同市の経済がじわりと熱を帯びている。関係企業の従業員らが利用すると見込まれる賃貸物件を含む住宅新設着工戸数は東日本大震災後、最多ペースで推移。工場建設から稼働に向けて多くのヒト、モノ、カネが集まるとみられ、タクシーやホテルなど運輸、宿泊業も活況を呈し始めている。

 東芝は2017年9月、同市への同工場建設を発表した。県などのまとめでは、同市の17年度の新設住宅着工戸数は779件。前年度より139件増え、震災が起きた11年度の2倍超で震災以降で最多だった。1~4月期をみると、16年の142件から17年は235件と急増、今年は229件と高止まりする。