スペイン代表、ドイツ代表などロシアワールドカップで優勝候補に挙げられるチームは中盤に豪華なタレントを揃えているものだ。しかし、ここまで最高のパフォーマンスを見せているのはクロアチア代表の中盤ではないだろうか。何と言っても際立つのはバルセロナMFイヴァン・ラキティッチとレアル・マドリードMFルカ・モドリッチの存在だ。
黄金世代と言われる現在のクロアチアを引っ張る彼らは、グループステージ第2節のアルゼンチン代表戦で揃って得点を記録。クラブでのパフォーマンスと同じくパスも正確で、ボールロストも少ない。いかなる相手でも中盤戦を支配するだけの実力は有している。
英『FourFourTwo』によると、クロアチア代表のベテランDFヴェドラン・チョルルカはモドリッチとラキティッチのコンビネーションが今大会最高のレベルにあるのではないかと感じているようだ。
「もしかすると僕はクロアチアの人間だから、多少の先入観はあるのかもしれない。ただ、彼らは今大会最高のペアだと思う。彼らにはこれを続けてほしいし、僕たちを出来る限り先へ導いてほしいね」
MFイヴァン・ペリシッチも、「誰もが知っているように我々の中盤の選手たちは欧州トップクラブで重要な役割を担っている。彼らは間違いなくワールドクラスだ。今大会でも良いパフォーマンスを見せているし、同じことを全員が続ける必要があるね」とコメントしている。
モドリッチ、ラキティッチだけでなく、マテオ・コバチッチ、守備面での貢献も期待できるマルセロ・ブロゾビッチもいる。クロアチア黄金の中盤は間違いなく今大会トップレベルの完成度を誇っている。
