阪神、5連敗で単独最下位転落 5点差追いつくも…ドリス大乱調で9回に5失点

阪神・金本知憲監督【写真:荒川祐史】

8回の絶好機では福留&糸井が凡退、引き分けを挟んで痛恨の5連敗

■広島 11-6 阪神(24日・甲子園)

 阪神は24日、本拠地で広島に6-11で敗れ、単独最下位に転落した。5点差を追いつくも、好機で勝ち越すことができず、9回にドリスがミスで勝ち越し点を献上すると、鈴木には満塁弾を浴びた。同率5位だったヤクルトが巨人に勝ったため、引き分けを挟んで5連敗となった阪神が単独最下位となった。

 阪神は初回、先発の小野が先頭・田中に三塁打を浴びると、菊池には犠飛を打たれて1失点。あっという間に先制点を献上した。しかし、4回に先頭の福留がソロ本塁打。試合を振り出しに戻した。

 ところが、小野が6回につかまる。2四球で1死一、二塁とされると、鈴木に勝ち越しタイムリーを浴びる。ここで岩崎がマウンドに上がったが、松山、野間の連続タイムリー、會澤の犠飛でさらに4点を追加され、1-6と突き放された。

 それでも、6回に原口が満塁の好機でタイムリーを放ち、2点を返す。さらに、7回にはいずれも満塁で陽川、中谷が2点タイムリー。4点を奪い、同点に追いついた。

 しかし、8回はアドゥワから1死満塁の絶好機を作りながら、福留が三邪飛、糸井は投ゴロと勝ち越し点を奪えない。すると、9回にドリスが先頭・西川に二塁打を浴びると、続く堂林のバントを一塁悪送球。自らのミスで勝ち越し点を献上し、1死満塁のピンチでは鈴木に満塁弾を被弾した。

 引き分けを挟んで5連敗で、単独最下位に沈んだ。

(Full-Count編集部)

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