オリックス福良監督2試合連続の“抗議”実らず 「あと1本が出なかった」

オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】

2イニング目となった比嘉が延長12回に柳田に一発浴びる

■ソフトバンク 5-4 オリックス(24日・京セラD大阪)

 オリックスは24日、京セラドームで行われたソフトバンク戦に4-5で敗れた。延長12回に2イニング目となった比嘉が柳田に痛恨の勝ち越しソロを浴びた。

 21日の阪神戦から3試合連続延長戦となったオリックス。延長12回に2イニング目となった比嘉が1死走者なしから柳田に右翼席上段に運ばれる勝ち越しソロを献上。その裏にT-岡田、伏見と代打攻勢で逆転を狙ったが3者凡退に終わった。

 試合後、福良監督は「チャンスは作ったが、あと1本が出なかった。リリーフ陣はよく投げたと思う」と、決勝弾を浴びた比嘉を含め粘りの投球を見せていた投手陣をかばった。

 この試合では、またも微妙な判定があった。4-4の同点で迎えた7回。2死三塁の場面で一ゴロに倒れた小島は自打球をアピールしたが判定はフェア。福良監督はベンチを飛び出し抗議に出たが判定は覆らなかった。自打球ではリクエストを行使することはできない規定となっており指揮官は「塁審に確認してくれということだった」と状況を説明した。

 22日の同戦(ほっと神戸)では延長10回に中村晃に勝ち越し2ランを浴び敗戦。試合後には審判団がファウルだったと誤審を認める後味の悪い試合となっていた。

(Full-Count編集部)

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