初戦でチュニジアを相手に終了直前のゴールでリードを奪い、辛くも勝利を手にしたイングランド。第2節の相手はW杯初出場のパナマとなったが、この試合では一転全く危なげない展開となる。
わずか8分でコーナーキックからDFストーンズのヘッドで先制すると、20分にもFWケインのPKで追加点を決めた。
更に36分にはMFリンガードがFWスターリングとのワンツーで左からカットイン、ゴール右隅を狙ったコントロールショットを沈めて3-0。
40分にフリーキックからのトリックプレーでストーンズがヘディングで4点目。そして前半終了間際にもセットプレー時のポジション争いからPKを獲得し、ケインが5点目を奪う。
後半イングランドは当然ペースを落とすも、62分にはMFロフタス=チークのシュートがケインに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。ケインはPK×2とこれによってハットトリックを達成し、イングランドに幸運な6点目がもたらされた。
その後パナマはフリーキックからW杯初ゴールを決めるも、スコアは6-1のまま試合終了の時を迎えた。
2連勝となったイングランドはこれでベルギーとともにベスト16進出が決定。一方パナマは敗退が決定も、歴史的な初得点にサポーターは盛り上がりを見せた。