セール7回13Kの好投 Rソックスがエースの活躍で完勝

【マリナーズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

マリナーズ3連戦に臨んでいるレッドソックスはここまで2戦を終えて1勝1敗のタイであり、勝ち越しを目指して3戦目を迎えた。今試合ではエースのクリス・セールが持ち前の奪三振能力を存分に発揮し、7回まで投げて13奪三振と圧巻の投球でチームを勝利に導いた。

昨年308奪三振を記録したセールはこの日の投球も輝いていた。初回は1つの三振を含む3者凡退スタートを切るとその後は徐々に調子を上げて4回、5回のアウトをすべて三振で記録するなどフォーシームやスライダーなど各球種に威力があった。7回にはヒットと四球で2死一・二塁のピンチとなるもマイク・ズニーノを100マイルのフォーシームで空振り三振に仕留めて降板した。投球成績は7回4安打無失点、13奪三振だった。

セールを援護したい打線は5回、先頭のザンダー・ボガーツがツーベースで出塁するとその後、無死一・三塁の場面からラファエル・デバースのツーベースで先制。レッドソックスはサンディ・レオン、ムーキー・ベッツがそれぞれ犠牲フライを打ち着実に加点していった。6回にも2点を追加したチームはリードを保ったまま試合終了を迎え、終わってみれば5対0と完封勝利だった。敗れたマリナーズはネルソン・クルーズやアンドリュー・ヒーリーヒットが飛び出すも後続が打てず、無得点のまま今カードの負け越しが決まった。

© MLB Advanced Media, LP.