【友情ネットプロジェクト】会津柳津学園中で巡回指導、筌口実行委員長(新日鉄住金東北支店長)が初視察

 福島県内の中学校を対象に元全日本バレーボール代表が巡回指導を行い、復興を支援する「友情ネットプロジェクト」(新日鉄住金東北支店など会員・協賛企業40社で構成)の今期(第5期)3回目の巡回指導がこのほど、柳津町立会津柳津学園中学校で開催され、4月に新日鉄住金東北支店長に就任した筌口基宏支店長が実行委員長として初視察した。

 当日は筌口実行委員長のほか、田中直樹コーチ(元住友金属ギラソール)など4人が訪問。指導を前に筌口実行委員長は着任挨拶に続いて「3回目の指導となる今日は質疑応答と実技で進めていく。大会を前にした貴重な練習となるので、分からないことは田中コーチに聞いて有意義な時間にしてほしい」と述べた。その後、田中コーチがパスやレシーブなどの基本プレーの強化やコンビネーションの確認を中心に3時間にわたり指導。プレーを他人任せにせず、声を出してチームの雰囲気を盛り上げる大切さを伝えた。

 指導後、筌口実行委員長が総括し「初の視察で熱のこもった練習を見ることができた。プレーは自分の頭で考え、闘争心と自信を持つことが重要だと感じた。チームワークを大切に、今回の指導を糧に成長してほしい」と生徒たちにエールを送った。

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