7回裏7得点で大逆転 レッズが4連戦スイープで7連勝

【カブス6-8レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズの勢いが止まらない。6連勝中のレッズは、日本時間6月25日に行われたカブス戦の7回裏に代打ジェシー・ウィンカーの5号3ランなどで一挙7点を奪い、8対6で逆転勝利。カブスとの4連戦をスイープしたのは1983年以来、実に35年ぶりのことであり、連勝を2012年の10連勝以降では球団最長となる7に伸ばした。

5回裏に代打で登場し、今季初本塁打を放ったマイケル・ローレンゼンは「今は負ける気がしないんだ」とチーム状態の良さを感じている。この日は先発のサル・ロマノが5回表に突如として崩れ、アンソニー・リゾーの12号2ランを含む5安打を浴びて5失点。7回表には3番手のジャクソン・スティーブンスがアルバート・アルモーラJr.に3号ソロを浴び、リードを5点に広げられたものの、レッズの選手たちに焦りはなかった。

「試合の終盤に逆転して勝利できるのは、チーム状態の良さの表れだと思うんだ」と語るのは7回裏に勝ち越し打を放ったジョーイ・ボットー。「僕たちは諦めない。今季は最悪のスタートになってしまったけど、毎日努力を続けている。良い形でシーズンを終えることができたらいいな」と地区最下位に沈む中でも、前向きな姿勢を崩していない。

なお、レッズは前日の試合でアンソニー・ディスクラファーニ、今日の試合でローレンゼンと投手が2試合連続で本塁打を放っており、これは2007年のジャイアンツ以来11年ぶりの快挙となった。

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