アロンソ、最下位からリタイア「それでもF1で走りたい。復調目指し、努力し続けよう」:フランスGP日曜

 2018年F1フランスGP決勝で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはサスペンションにダメージを負いリタイアした(16位完走扱い)。
                  
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝リタイア(16位完走扱い)
 スタート直後、近くでアクシデントが起こり、それを避けるためにポジションを落とした。たくさんのマシンがコーナーをショートカットしていったが、僕はコース上を走り続け、その結果、最後尾に落ちた。

 セーフティカーピリオドの後も後方を走っていた。ブレーキがオーバーヒートし、最初から最後までトラフィックから抜け出せないまま、ほとんどの周回をタイヤ1セットで走った。最後にサスペンションの問題が起きて、リタイアしなければならなかった。

 5日後には今日のことを忘れるためのチャンスがある。改善するため努力しなければならない。今週末のような苦戦は今回限りであることを願うよ。次のシュピールベルク、そしてその次のシルバーストンでは調子が上向くといいんだけどね。

 今週末は競争力が乏しかったけれど、今後数カ月に新しいパーツが導入される予定だから、前向きな気持ちをなくしてはいない。

(Sky Sportsに語り)最後尾を走らなければならなくても、テレビを見ているよりはここに来て走りたい。ここで世界一の仕事ができるドライバーは20人しかいないんだから。

(どのようにしてモチベーションを保つのかと聞かれ)皆さんがあまりにもネガティブで驚いてしまうよ。繰り返しになるけれど、F1で走れるのは世界で20人しかいないんだ。自分は恵まれていると思う。

(次のオーストリアまで)5日間しかない。理想的にはもう少し時間があって、その間に分析をしたり、新しいパーツを作ったり、問題の解決法を見つけたりできればいいが、そういう時間はないので、ベストを尽くすだけだ。次は調子を取り戻せるといいね。

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