V長崎 オーストリア合宿 初の実戦は0-3 ブルガリア1部 CSKAソフィア戦 27日にシリア代表と対戦

 18日からオーストリア強化合宿に入っているV・ファーレン長崎は現地時間の23日夕、ブルガリア1部リーグのCSKAソフィアとの練習試合に臨んだが、結果は0-3で敗れた。
 合宿入りして初の練習試合。合宿地のノイシュティフト地区から、車で約1時間の場所にあるイエンバッハスタジアムで行われ、高杉、黒木、中村慶、ファンマら主力メンバーが出場した。
 現地入りしているV長崎の広報によると、練習試合は45分ハーフで行われた。V長崎は前半20分に守備の連係ミスから先制を許すと、42分にはDFラインでボールを奪われて失点。3点目は後半42分、縦パスから崩された。V長崎は相手と同等にボールを保持して、サイド攻撃から米田が果敢にゴールを狙ったが、得点できなかった。
 次回は現地時間24日、ルーマニア1部のFCウニヴェルシタテア・クラヨーヴァと対戦予定。その後は同26日にロシア1部のFCアーセナル・トゥーラ、同27日にシリア代表と練習試合を組んでいる。
 合宿期間は30日までの約2週間。標高約千メートルの場所にあるグラウンドを拠点に午前、午後の2部練習をしながら、練習試合をこなしていく。
 合宿入りした後、記念のために宿舎へユニホームを寄贈したところ、以前受け入れたスペイン代表のユニホームの隣に飾られることが決まったといううれしいニュースも届いた。

CSKAソフィアとの練習試合で攻め上がるV・ファーレン長崎のファンマ=オーストリア・イエンバッハ(V・ファーレン長崎提供)

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