復調のアルビーズが3安打 ブレーブス被スイープ回避

【オリオールズ3-7ブレーブス】@サントラスト・パーク

2番打者のオジー・アルビーズが3安打2得点1盗塁と躍動したブレーブスが本拠地でのオリオールズ戦に7対3で勝利し、3連戦の被スイープを回避した。ブレーブスは初回にフレディ・フリーマンの2点タイムリーで先制し、1点差に迫られた直後の3回裏にはニック・マーケイキスとチャーリー・カルバーソンのタイムリー二塁打で3点を追加。5回表にマーク・トランボの8号2ランで2点差とされたものの、8回裏に代打で登場したダンズビー・スワンソンが7号2ランを放ち、試合の行方を決定付けた。ブレーブス先発のブランドン・マッカーシーは5回3失点ながら6勝目をマーク。一方、オリオールズ先発のデービッド・ヘスは4回5失点と打ち込まれた。

今季最初の47試合でOPS.915をマークし、不動のリードオフマンとして活躍していたアルビーズだが、その後の27試合ではOPS.542と失速。不振により打順も1番から2番に変更されていた。しかし、4安打を放った前日に続き、この試合でも3安打とここにきて復調の兆しを見せ始めている。

ベテラン外野手のマーケイキスは「スランプには誰にでもある」とアルビーズの不振に理解を示しつつ、「彼が僕とフレディ(・フリーマン)の前を打ってくれるのはとてもありがたい。彼以上の存在はいないと思っているよ」とアルビーズの活躍ぶりを高く評価。ブライアン・スニッカー監督は「逆方向に打てるようになったのは良い傾向だ。彼が打撃をしっかり修正できていることを示している」とアルビーズの復調に手応えを感じている様子だった。

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