カージナルスが快勝 4連戦を2勝2敗の五分で終える

【カージナルス8-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

1勝2敗でブリュワーズ4連戦の最終戦を迎えたカージナルスは、1点ビハインドの4回表に打線が爆発。二死二、三塁のチャンスでマット・カーペンターがセンターへの2点タイムリーを放って逆転に成功すると、グレッグ・ガルシアが四球を選んだあと、ホゼ・マルティネスが左中間への11号3ランを放ち、一挙5得点のビッグイニングとなった。さらに5回表にはハリソン・ベイダーのタイムリーとルーク・ウィーバーのスクイズで2点を追加。終わってみれば8対2の快勝で、首位ブリュワーズとの4連戦を2勝2敗の五分で終えた。

4回表に貴重な3ランを放ったマルティネスは「今日は打線がしっかりつながったね」と試合を振り返った。「これを毎日できるといいんだけど。打線全体で相手投手にプレッシャーを与えることができれば、良いことが起こるはずだからね」という言葉からは、勝利への充実感だけでなく、なかなか波に乗れない戦いが続くなか、「俺たちはもっとできるはずだ」という気持ちも感じ取れた。マイク・マシーニー監督も選手と同じことを感じているようで、「今日は良い試合だったね。これを続けていかないといけないけど」とコメント。この日の全試合が終了した時点で2位カブスと2.5ゲーム差、首位ブリュワーズとは4.5ゲーム差となっているが、シーズンはまだ半分以上残っており、今後のカージナルスの巻き返しに期待したい。

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