7回12K無失点のベリオスがコローンとの投手戦を制す

【レンジャーズ0-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

45歳のバートロ・コローン(レンジャーズ)と24歳のホゼ・ベリオス(ツインズ)による投げ合いとなった一戦は、コローンが7回2失点と好投したものの、ベリオスがそれを上回る見事なピッチングを展開し、ツインズが投手戦を制して2対0で勝利を収めた。ツインズは5回裏にボビー・ウィルソンのタイムリーで先制し、6回裏にはロビー・グロスマンのタイムリーで2点目。ベリオスは7回3安打無失点の好投で自己最多の12奪三振を記録し、今季8勝目をマークした。

先制打を放った女房役のウィルソンは「試合前にベリオスとウォーミングアップをしているときはいつも、今日は特別な日になるんじゃないかと思うんだ。彼は素晴らしい投手だし、凄いボールを投げるからね」と語ったが、ベリオスはまさにその言葉通りの見事なピッチングを展開した。

初回の先頭打者・秋信守(チュ・シンス)に二塁打を浴び、その後二死一、三塁のピンチを背負ったものの、得点圏に走者を背負ったのはこのときだけ。2回以降はレンジャーズ打線を全く寄せ付けず、毎回奪三振の快投で7イニングを零封した。

レンジャーズのデライノ・デシールズは「ベリオスはかなり良かった。ボールに勢いがあったし、それを狙ったところに投げることができていた」と語り、ベリオスのピッチングにお手上げ状態。レンジャーズ打線はラテンアメリカ出身歴代最多タイとなる通算245勝目を狙ったコローンを見殺しにしてしまった。

© MLB Advanced Media, LP.