全国最年少31歳2児の母が町長に。桑原悠(くわばら はるか)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう新潟県津南町長選の投開票が6月24日に行われ、無所属で新人の桑原悠氏が31歳で初当選しました。

31歳は現職の町長としては全国最年少、女性の市町村長としても最年少となります。なお、桑原氏は2011年には若干25歳で元津南町議に初当選しています。

また、現職の最年少「市長」は、2017年の大阪府四條畷市長選挙に立候補し、10,659票を得て当時28歳で初当選を果たした東修平(あずま しゅうへい)氏(現在は29歳)です。同様に、現職の最年少「県知事」は2011年の三重県知事選挙に立候補し379,472 票を得て当時36歳で初当選を果たした鈴木英敬(すずき えいけい)氏(現在は43歳)となっています。

新潟県出身の桑原氏。津南町議会議員2期を経て、津南町長へ

桑原悠氏は1986年8月、新潟県中魚沼郡津南町の生まれで現在31歳です。新潟県立国際情報高等学校を卒業後、早稲田大学社会科学部に進学します。在学中に1年間、オレゴン大学に単位交換留学し、2009年に早稲田大学を卒業後、東京大学公共政策大学院に入学します。

2011年の長野県北部地震をきっかけとし、津南町議会議員選挙に立候補。25歳という若さで初当選を果たします。2012年には東京大学公共政策大学院で、公共政策学の修士号を取得。2015年の津南町議会議員選挙で再選を果たし、副議長に就任しました。

桑原氏の政策理念

桑原氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「津南町 第二幕!成熟のステージへ 〜ぐっと前に進める政策〜」を揚げ、具体的には、

希望
大も小も共存共栄、儲かる農業
津南町独自の価値である「文化」を観光資源に
商工業を積極応援!女性も若者も安定した収入の道確保


安心できる質の高い地域医療
子どもの育ちを家庭や地域とともに全力支援
ここで暮らすためのインフラ整備に果敢に挑戦

参加
中心市街地の活性化
「関係人口」の拡充
観光地域づくり

をあげています。

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