日新電機、タイ・ベトナムで工場増設 産業用装置事業強化

日新電機がタイに増設した工場

 日新電機は25日、タイやベトナムで、半導体製造などの産業用装置関連の事業を強化する方針を明らかにした。約10億円をかけて両国で工場の増設や最新機器の導入を進め、20年度には同事業の売上高を17年度の2倍の約100億円にまで引き上げる。

 同事業は、半導体製造装置や印刷機などの産業用機器を製造販売するほか、それら装置に用いる部品の加工受託を行う。タイでは、バンコク近郊の工業団地で延べ約2万4600平方メートルの工場建屋を約5・7億円で取得し、生産体制を強化した。ベトナムでは、現地子会社の工場に切削やレーザー加工、ロボット溶接などの大型機器を22年度まで順次導入。従来の板金などに加え、装置製造も手掛けられるようにする。

 天海秀樹常務執行役員は「より付加価値が高い装置や部品を製造していく」と述べた。経済成長が見込める東南アジアでの電力機器事業などの拠点としても活用する予定という。

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