松坂、上原、青木、海を渡った男たちが球宴を沸かす 球宴ファン投票最終結果

中日・松坂大輔とヤクルト・青木宣親【写真:荒川祐史】

松坂は西武時代の2006年以来、12年ぶりの球宴出場

「マイナビ オールスターゲーム2018」のファン投票の最終結果が25日に発表された。この日、一番の注目を集めたのはセ・リーグの投手部門で39万4704票を集め1位に選ばれた中日の松坂大輔投手。2006年以来12年ぶりの球宴出場を果たした「平成の怪物」をファンも心待ちにしている。

 松坂はメッツから2015年にソフトバンクに入団し、日本球界復帰を果たしたが、3年間在籍したソフトバンクでは右肩の故障に苦しみ、わずか公式戦1試合の登板に終わった。当然、この3年間でオールスターには出場していない。シーズンではすでに3勝をマークしている右腕がどのような投球を見せるのか。

 松坂以外にも巨人の上原浩治投手は中継ぎ部門でファン投票では11年ぶり8度目の出場を決めた。今季、10年ぶり日本球界に復帰した右腕はここまで16試合に登板し、3敗6ホールド防御率5.40の成績を残している。地元大阪の京セラドームで開催される初戦に登板となれば大いに盛り上がるはずだ。

 また、7年ぶりに日本球界に復帰したヤクルトの青木宣親は外野部門の2位で選出された。ここまで63試合に出場し、打率.280、4本塁打と交流戦で快進撃を見せたチームを支えている。青木は2006、09年にMVPにも活躍している“お祭り男”なだけに久しぶりの球宴でどのようなプレーを見せるのか注目だ。

(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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