開幕第13週の最優秀ブルペンにヤンキースが選出

日本時間6月25日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第13週(対象期間は現地時間6月18日~6月24日)の最優秀ブルペンにヤンキースを選出した。アロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセス、デービッド・ロバートソンの3人を中心に、ヤンキース救援陣は抜群の安定感を誇っており、第13週の救援防御率は1.52を記録。第11週に続いて今季2度目の週間最優秀ブルペン選出となった。

最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

第13週のヤンキースは135.5ポイントを獲得し、2位のパイレーツ(103.5ポイント)や3位のアストロズ(87.5ポイント)を圧倒。文句なしの週間最優秀ブルペン選出となった。チャップマン、ベタンセス、ロバートソンの3人はいずれも無失点で1週間を過ごし、チャップマンは1勝2セーブ、ベタンセスとロバートソンはそれぞれ2ホールドをマーク。チャップマンは今季最速となる時速104.3マイル(約167.9km/h)の速球を投じ、ベタンセスは制球が安定して支配的なピッチングを取り戻した。ロバートソンはカッターとカーブのコンビネーションで打者を翻弄。強力救援トリオがメジャートップの勝率を誇るチームの快進撃を支えている。

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