開幕13週の週間MVPにクルーズとアレナードが選出

日本時間6月26日、2018年レギュラーシーズン第13週(現地時間6月18日~6月24日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはネルソン・クルーズ(マリナーズ)、ナショナル・リーグはノーラン・アレナード(ロッキーズ)が選出された。

クルーズは打率.500(24打数12安打)、3本塁打、8打点、OPS1.580の好成績をマークし、2015年4月以来3年ぶり5度目となる週間MVPに輝いた。今季はコンディション面に不安を抱えながらのプレイが続いているものの、ここにきてコンディションは万全に近い状態まで戻っており、それに伴い打撃成績も向上。すでに10年連続となる20本塁打に到達した。17年ぶりのポストシーズン進出を目指すチームの主砲として、今後も安定した活躍が望まれるところだ。

一方のアレナードは打率.379(29打数11安打)、5本塁打、13打点、OPS1.385をマークする活躍を見せ、昨年7月以来自身5度目の週間MVP選出となった。今季は本塁打や打点のみならず率系のスタッツでも好成績を残しており、打率.318、出塁率.403、長打率.595はいずれも自己ベストを更新するペース。特に四球が大幅に増えている点は、さらなる進化を感じさせる。バド・ブラック監督は「ノーラン(・アレナード)はキャリアを通してより良い打者へと成長を遂げている」と語っており、今後の活躍次第では自身初のシーズンMVP受賞も夢ではないかもしれない。

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