メジャータイ記録樹立のジャクソンが6回1失点の好投

【アスレチックス5-4タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間6月2日にナショナルズを解雇され、5日後にアスレチックスとマイナー契約を結んだエドウィン・ジャクソンがメジャー昇格を果たして今季初登板初先発。6回80球1失点と好投しながらも打線の援護がなく、勝利投手にはなれなかったものの、ジャクソンはアスレチックスがメジャーの試合でプレイした13個目の球団となり、オクタビオ・ドーテル(元アストロズなど)と並ぶメジャー歴代最多記録を樹立した。試合はアスレチックスが3点ビハインドの8回表にフランクリン・バレートのタイムリー二塁打などで同点とし、9回表にジェッド・ラウリーの12号ソロで勝ち越し。このリードをクローザーのブレイク・トライネンが守り抜き、アスレチックスは5対4で逆転勝利を収めた。

ジャクソンは2003年にドジャースでメジャーデビューを果たし、デビルレイズ(レイズ)、タイガース、ダイヤモンドバックス、ホワイトソックス、カージナルス、ナショナルズ、カブス、ブレーブス、マーリンズ、パドレス、オリオールズと昨季まで12球団でプレイ。ドーテルが持つメジャー記録まであと1に迫っていたが、アスレチックスのユニフォームを着てマウンドに上がったことによりメジャータイ記録樹立となった。「チーム全員でもぎ取った勝利だったね。こういう試合で投げるのはとても楽しいよ」と今日の逆転勝利を振り返ったジャクソン。残念ながら今日の試合では勝利投手になれなかったが、まずはあと2に迫っている通算100勝が次なる目標となりそうだ。

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