新人ケラーが7回無失点の好投 ロイヤルズ完封勝利

【エンゼルス0-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

雨天順延となったジャッキー・ロビンソン・デーの試合の振替として行われたエンゼルス対ロイヤルズの一戦は、ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーが7回109球を投げてエンゼルス打線をわずか2安打に封じる好投を披露。ロイヤルズはその後、2番手のティム・ヒルこそ打者1人に死球を与えただけで降板したものの、3番手のケビン・マッカーシーと4番手のウィリー・ペラルタがそれぞれ1イニングを無失点に抑え、4投手による完封リレーで勝利を収めた。エンゼルスは先発のタイラー・スキャッグスが7回1失点の好投。しかし、打線がロイヤルズ投手陣の前に3安打に封じられ、スキャッグスを援護することができなかった。

ロイヤルズのネッド・ヨスト監督は「本当に素晴らしかったね」と新人右腕・ケラーの快投を絶賛した。ケラーは7イニングを投げたが、外野に飛んだ打球は2本だけ。二塁すら踏ませないピッチングでメジャー通算2勝目、先発投手としては初めての白星を手にした。「ボールを低めに集めて打者のバランスを崩すことができたと思う」と自身のピッチングを振り返ったケラー。「今日はスライダーが良い感じだった。試合前にブルペンで少し調整をしたんだけど、それが本当に上手くいったよ」と本人も大満足の素晴らしいピッチングだった。

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