力投のストレイリーを打線が援護 マーリンズ3連勝

【ダイヤモンドバックス5-9マーリンズ】@マーリンズ・パーク

先日のジャイアンツ戦でバスター・ポージーに故意死球をぶつけたことに対して5試合の出場停止処分を受け、異議申し立てをして先発のマウンドに上がったダン・ストレイリー(マーリンズ)が、2回までに3点を失いながらも7回途中まで102球を投げる力投。マーリンズ打線はストレイリーの力投に応えて4回裏にデレク・ディートリックのタイムリーとブライアン・アンダーソンの2点タイムリー二塁打で逆転に成功し、8回裏にはキャメロン・メイビンの2点タイムリーなどで4点を追加した。マーリンズは9対5で勝利を収めて3連勝となり、7回途中3失点のストレイリーは3勝目をマーク。ダイヤモンドバックスは連勝が4でストップした。

ストレイリーと投げ合ったのはダイヤモンドバックス先発のシェルビー・ミラー。昨年5月にトミー・ジョン手術を受け、リハビリとマイナーでの調整登板を経て、この試合が長期離脱からの復帰登板となった。速球が時速90マイル台中盤をコンスタントに計測するなど、ボールの勢い自体は悪くなかったものの、コマンドが不安定で初回にジャスティン・ボーアに13号ソロを被弾。1点リードの4回裏には四球でピンチを広げたあと、ディートリックに同点タイムリーを浴びたところで降板となった。復帰初戦は4回途中まで85球を投げて被安打6、奪三振5、与四球2、失点5という内容。メジャー7年目だがまだ27歳。2013年に15勝9敗、防御率3.06をマークした右腕の完全復活への道のりはまだ始まったばかりだ。

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