アルビーズが初のサヨナラ弾 ブレーブス延長戦制す

【レッズ4-5xブレーブス(延長11回)】@サントラスト・パーク

マイク・フィルティネビッチ(ブレーブス)が故障者リストから復帰して5回1安打1失点の好投を見せた一戦は、4対4の同点のまま延長戦に突入。延長11回裏にこの回からマウンドに上がったレッズ6番手のディラン・フローロの初球をオジー・アルビーズが上手くすくい上げ、右中間スタンドへ飛び込む17号サヨナラ本塁打を放って試合にピリオドを打った。悪天候により試合開始が1時間20分も遅れたうえに、延長11回までもつれた3時間45分の熱戦。ブレーブスの本拠地サントラスト・パークは劇的なクライマックスに大きく沸いた。

得点圏でレッズが11打数1安打、ブレーブスが10打数1安打と両軍がことごとく好機をつぶし続けた試合に決着をつけたのは、再び勢いを取り戻しつつあるアルビーズの一発だった。日本時間5月17日の時点で打率.283、13本塁打、OPS.918をマークしていたアルビーズだが、そこからの28試合では打率.195、3本塁打、OPS.566と急降下。しかし、日本時間6月18日から6試合連続安打を記録するなど序盤戦の勢いを取り戻し、この試合でも自身初のサヨナラ弾を含む3安打2打点をマークして7試合連続安打&3試合連続3安打以上となった。現在、オールスターのファン投票で二塁手部門のトップに立っているアルビーズ。このタイミングでの復調は自身初のオールスター選出に向けて大きな後押しとなりそうだ。

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