レンジャーズが6回裏に一挙5得点の猛攻で逆転勝利

【パドレス4-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズは1対4と3点ビハインドで迎えた6回裏に一死一、二塁のチャンスを作り、3本のタイムリーと2本の犠牲フライで5点を奪って逆転に成功。7回裏にはロビンソン・チリーノスのタイムリー二塁打でリードを3点に広げ、7対4で勝利を収めた。6回裏のビッグイニングはチリーノスの空振り三振の判定が覆り、ファウルとなったところからスタート。命拾いしたチリーノスはレフトへのタイムリーを放ち、ここから犠飛、安打、安打、犠飛であっという間に5得点のビッグイニングとなった。3安打を放った秋信守(チュ・シンス)は38試合連続出塁。2番手のトニー・バーネットが1イニングを無失点に抑え、今季2勝目をマークした。

レンジャーズはパドレス先発のジョーイ・ルケーシーに苦戦したものの、故障者リストから復帰してまだ2試合目のルケーシーは4回70球を投げたところで降板。レンジャーズのジェフ・バニスター監督は辛抱強いアプローチでルケーシーを早期降板に追い込んだことを勝因に挙げた。「今日のルケーシーはリリースポイントが見にくくて、球自体も走っていたから、攻略するのが難しかった。各打者がボールをよく見て、辛抱強い打席を過ごしてくれたおかげだよ」とバニスター。レンジャーズ打線はパドレスの4人のリリーバーからいずれも得点を奪っており、バニスターの言葉通り、ルケーシーを早期降板させたことが逆転勝利に繋がった形となった。

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