東北に生産移管検討 トヨタ東日本東富士工場

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 トヨタ自動車が、子会社トヨタ自動車東日本(宮城県大衡(おおひら)村、白根武史社長)の東富士工場(静岡県裾野市)で生産する車種の一部を岩手工場(金ケ崎町)や宮城大衡工場(大衡村)に移管する方向で検討していることが26日、分かった。生産移管と併せて東富士工場の従業員約1100人のうち本県に数百人規模が異動する可能性がある。トヨタグループが進めている東北への小型車生産集約の一環とみられる。

 トヨタ自動車東日本の幹部は5月上旬、東富士工場の従業員に対し、今年秋以降の東北への異動計画を説明した。同社広報・渉外室は26日、岩手日報社の取材に対し「異動規模や生産移管の詳細は現段階で決まっていない」としている。

 東富士工場が生産する新型タクシー「ジャパンタクシー」、小型車「ポルテ」「スペイド」のうち複数車種を本県や宮城県に移管する可能性がある。