災害時もおいしく!! 親子が「防災食育」学ぶ

講座「防災食育らくらくクッキング」でポリ袋を使った調理に挑戦する親子=熊本市北区

 災害時でもバランスの良い食事を作るための講座「防災食育らくらくクッキング」が26日、熊本市北区植木町の山本地域コミュニティセンターであり、地元の山本保育園の園児と保護者の15組がポリ袋を使う「パッククッキング」を学んだ。

 パッククッキングは食材をポリ袋に入れ、湯せんで火を通す調理法。洗い物が少なく済むため、水が節約できるほか、少ない調味料で味付けができ、栄養やうま味を逃がさないなどの利点もあるという。

 講座では、ご飯やシチュー、切り干し大根の煮物、蒸しパンの計4品をポリ袋で調理。親子で協力し、約1時間半で作りあげた。参加した原田澄子さん(37)は「おいしいし、作ってみると簡単だった」と話した。

 熊本地震では栄養の偏った食事による体調不良のほか、避難所では食中毒も発生した。これまで北区では食育講座を開いてきたが、その教訓を踏まえ、今年から「防災食育」と位置付けた。

 北区子ども課の管理栄養士、猿渡秀美さん(57)は「初めての経験で失敗もあったかもしれないが、やってみることが大事。防災食への抵抗がなくなればうれしい」と話していた。(小山智史)

(2018年6月27日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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