ヘルナンデスの活躍でジャイアンツが接戦制し3連勝

【ロッキーズ2-3ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ジャイアンツは同点に追い付かれた直後の8回裏に防御率0点台のセットアッパー、アダム・オッタビーノ(ロッキーズ)から二死満塁のチャンスを作り、ゴーキーズ・ヘルナンデスが内角のスライダーを冷静に見極めて押し出しで勝ち越しに成功。9回表をサム・ダイソンが無失点で切り抜け、3対2で接戦を制して3連勝となった。押し出し四球を選んでチームに決勝点をもたらしたヘルナンデスは3回裏に10号同点ソロを放っており、チームの3得点中2点を叩き出す活躍。ロッキーズは今季安定感抜群のオッタビーノが与四球3と制球を乱したのが大きく響いた。

ロッキーズがチャド・ベティス、ジャイアンツがデレク・ホランドの先発で始まった一戦は、2回表にロッキーズがイアン・デズモンドの16号ソロで先制し、3回裏にジャイアンツがヘルナンデスの一発で同点に追い付いた。ジャイアンツは7回裏にアンドリュー・マカッチェンの犠牲フライで勝ち越しに成功したが、ロッキーズは直後の8回表にデズモンドがタイムリー二塁打を放って再び同点。その裏にジャイアンツが1安打と2四球で二死満塁のチャンスを作り、ヘルナンデスの押し出し四球が決勝点となった。ベティスは7回途中2失点、ホランドは7回途中1失点と好投したが、いずれも勝敗はつかず。8回表の最後の打者を抑えたジャイアンツ4番手のトニー・ワトソンに今季2勝目が記録されている。

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