「宿泊旅行で行って良かった」部門 長崎市4位 日帰りは小浜温泉7位 九州じゃらん

 国内旅行情報誌「九州じゃらん」は26日、九州・山口の観光地に関するアンケート結果を発表。2017年に「宿泊旅行で行って良かった」部門は天草(熊本県)、別府(大分県)、平山温泉(熊本県)に次いで長崎市が4位に入った。
 調査は2月にインターネットで九州・山口在住者2065人から有効回答を得た。8県の計百カ所(うち本県は12カ所)を選択肢とし、昨年まで5年連続で「宿泊または日帰り旅行で行って良かった」1位のハウステンボスを「殿堂入り」として対象から外した。
 5部門のうち「宿泊旅行で行って良かった」は、海沿いエリアと温泉地が上位を占め、同誌は「旅先に海鮮グルメや海絶景、温泉があると特別感や非日常感を味わえ満足度が高いようだ」と分析。今後「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が実現すれば、長崎や天草に注目が集まるとみている。このほか佐世保が7位、雲仙温泉が12位、小浜温泉が13位となった。
 実際に「宿泊旅行で行った」部門では別府、博多(福岡県)、天神・大名(同)、由布院温泉(大分県)、熊本市、鹿児島市の順で、便利な市街地が上位にランクイン。長崎市は7位、佐世保が8位と続いた。
 一方、日帰り旅行では「行って良かった」トップ3は呼子(佐賀県)、糸島(福岡県)、岩国・錦帯橋(山口県)。県内は小浜温泉が7位、佐世保が17位、九十九島が20位だった。実際に「行った」のは長崎市が6位、佐世保が13位。
 「今年行きたい」は長崎市が6位、雲仙温泉が13位、佐世保が16位に入った。

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