【MLB】自作自演!? マ軍右腕、マウンド転倒→ボーク→三振も…ファン「恥ずかしい」

マーリンズのエリザー・ヘルナンデス【写真:Getty Images】

マウンドに足を取られ転倒しピンチ拡大も三振を奪う

 マーリンズのエリザー・ヘルナンデス投手が“恥ずかしボーク”にもめげずに三振を奪った。26日(日本時間27日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に先発した右腕が見せた珍しい一幕をMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」が伝えている。

 0-0で迎えた2回。ヘルナンデスは2死一、二塁の場面で打席に相手投手のザック・ゴトリーを迎えた。初球を投じようと左足を踏み出したがマウンドに足が引っ掛かり、豪快に転倒。ボークとなり二、三塁とピンチを拡大させたが最後はフルカウントから90.5マイル(145キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。

 同サイトはマウンド上で転び、ボークを犯しながらも意地の三振を奪ったヘルナンデスの動画を紹介。記事では「マウンドの重力場が偶然強くなり過ぎた時のボークで走者2人を進塁させた」と、珍しい一幕を伝えている。また、同ツイッターでも「打者のタイミングをずらす方法の一つがこれだ」と動画を公開した。

「一言でいえばこれがマーリンズの過ごすシーズン」

「投手の身に降りかかる、最も恥ずかしい出来事の一つ。正直に言って、これが自身に起きるのを望む人なんて誰もいない」

「可哀想な人だね…いまだに笑っていたよ」

 ファンからはナ・リーグ5位に低迷するチームを象徴するかのような“転落劇”を見せヘルナンデスに同情の声が上がっていた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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