来月18日から「メンテナンス・レジリエンスTOKYO」開催 建設業の生産性向上、国土強靭化などテーマ

 製造業・建設業の生産性向上や持続可能な社会資本整備、国土強靭化、事前防災・減災、安全衛生に関する専門展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」(日本能率協会主催)が来月18日から20日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。製造業や建設業、エンジニアリング、社会インフラ、ライフライン機関、官公庁、自治体など4万2千人の来場を予定している。

 展示会は「第42回プラントメンテナンスショー」「第10回インフラ検査・維持管理展」「第3回建設資材展」「第5回事前防災・減災対策推進展」「気象・環境テクノロジー展」「第5回労働安全衛生展」「第2回i―コンストラクション推進展」で構成。鉄鋼関係企業も数多く出展する。

 様々なセッションも予定されており、注目セッションとして佐々木眞一日本科学技術連盟理事長(トヨタ自動車顧問・技監)による「自工程完結(次世代の製造工程に向けて)」、松尾豊東京大学大学院工学系研究科特任准教授による「AIの発達により我々の生活・産業がどのように変わるのか」、新田恭士土木研究所上席研究員による「ロボット・AIが変えるインフラ維持管理」、五道仁実国土交通省大臣官房技術審議官による「i―コンストラクションの〝深化〟に向けて」、藤井聡京都大学大学院工学研究科教授(内閣官房参与)による「国土強靭化の取り組みと今後の展望」、大西有三京都大学名誉教授による「新しい社会インフラモニタリング技術の開発とその適用可能性について」などを挙げている。

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