「スポーツ吹矢」人気浸透 気軽に楽しめ、会員400人超える

会員を指導する県スポーツ吹矢協会の古閑重矩会長(左)=熊本市中央区

 「県スポーツ吹矢協会」(古閑重矩会長)はことし、設立から15年の節目を迎える。競技の面白さに加えて健康増進にも役立つことから、高齢者を中心に会員が増加。400人を超す会員数は九州で最も多いという。

 道具は長さ1~1・2メートルの樹脂製の筒とプラスチックでできた円すい状の矢。級や段に応じて5~10メートル離れて矢を吹き、直径12センチの的を狙う。的は同心円状に7~1点の4段階あり、5本を吹いて合計点を競う。

 競技は1998年、東京でスタート。県内では古閑会長(73)=同市中央区大江=が2004年、仲間6人とともに同協会の前身となる組織をつくった。現在は県内24支部まで広がっている。

 年数回の大会に向けて練習。矢が的に当たる爽快感を楽しんでいる。公民館など身近な場所で練習できるのも魅力という。

 同協会によると、矢を吹くときの腹式呼吸は血液の循環を促し、「血圧を下げる薬の服用をやめた人もいる」と古閑会長。腰痛に悩んでいた同区出水の会員村山俊二さん(80)は「矢を吹くと背骨が真っすぐになって楽になる」と話す。

 退職を機に入会する人が多く、古閑会長は「生きがいを探している人に気軽に楽しんでほしい」と呼び掛けている。古閑会長TEL090(6772)3210。(熊川果穂)

(2018年6月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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