熊本市がブロック塀の解体開始 城西中皮切り16校で

倒壊の恐れがあるとされ、取り壊し作業が始まった城西中東側の通学路に面したブロック塀=27日、熊本市西区

 熊本市教育委員会は27日、大阪府北部地震を受けて実施した緊急点検で、倒壊の危険が高いと判断した城西中(西区小島)のブロック塀の解体を始めた。今後、亀裂や傾きなどの異常が見つかった小中学校など15校21カ所でも、順次解体する。

 市教委は、市立の幼稚園や小中高校の全144校を調査し、29校で「倒壊対策が必要」と判断した。16校で異常があり、このうち15校は1981年改正の建築基準法に適合していない可能性があるという。

 城西中のブロック塀は体育館と通学路の境にあり、高さ1メートル、幅60・4メートル。現行法には適合しているが、強く押すとぐらつくため撤去を決めた。「熊本地震の影響も考えられるが、老朽化が一番の原因と思われる」と市教委施設課。

 残る15校でも、業者の調整がつき次第、解体を急ぐ。同課は「道路に面した場所などを優先する」としている。(木村恭士)

 ブロック塀の解体が決まった16校は次の通り。

▽幼稚園(2園)碩台、川尻 ▽小学校(9校)春日、奥古閑、吉松、一新、砂取、田迎、出水、小島、帯山 ▽中学校(5校)城西、白川、江原、鹿南、湖東

(2018年6月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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