MotoGP:マルケス、アッセンはコースの特徴が違うから「どのような走りができるのか楽しみ」

 MotoGP第8戦オランダGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)

 ここまでの7戦で最多の3勝、2位に2回入賞、2回のノーポイントレースがありながらランキングトップをキープするマルケス。

 アッセンではMotoGPデビューの2013年以降、全レースで表彰台を獲得。2014年には1勝を記録している。

「カタルーニャでのテストはよかったが、アッセンはコースの特徴が全く違うから、どのような走りができるのか楽しみだ。これまでのところ、ほぼ全てのコースでいいレベルで走れているし、特徴の異なるサーキットでいいリザルトを獲得したから、好感触を持って、アッセンに乗り込む」

「アッセンのコースは好きだ。モーターサイクルのカテドラル(大聖堂)で、ファンはいつも熱狂的だからね。チャンピオンシップのアドバンテージを持って、週末を迎えることはよいことだけど、チャンピオンシップのことを考えるのはまだ早い」

「タイトル争いが可能なライダーたちがいるから、仕事を続け、ベストなリザルトを獲得できるようにトライしなければいけない」

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング11位)

 ここまでの7戦で3回のノーポイントレースがあり、ランキング11位に止まるペドロサ。今年はまだ表彰台に立てていない。

 アッセンはペドロサにとって125ccクラス時代の2002年にグランプリ初優勝を飾ったコース。過去5年のMotoGPクラスでは2014年に3位入賞。昨年は予選12番手から13位で終わっている。

「昨年までのオランダGPは、僕たちにとって最も難しいグランプリだったが、何度かいい結果を残すことができた。アッセンは高速コースで、加速の際にバイクがリフトし、大きく振られる傾向があるから、他の分野に影響が出ないようにしながら、安定感を追求するセットアップの仕事をしなければいけない」

「アッセンの天候は変わりやすいから、物事が難しくなってしまう。テストでいい仕事をして、グリップをもたらしてくれるいくつかの細かいセットアップが見つかったから、アッセンで確認したい。どんな状況に対しても対応できるように、金曜の午前からいい仕事をしよう」

© 株式会社三栄