ドジャース接戦勝利 6月は脅威のチーム51本塁打

【カブス5-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

前日の試合を落とし連勝が止まってしまったドジャースは気を取り直してカブス4連戦の3戦目に臨んだ。今試合では両軍とも初回から点の取り合いとなるが、序盤に合計6点を取ったドジャースが最後まで相手にリードを許すことなく逃げ切りに成功。両軍合わせ22安打が飛び出した熱戦はドジャースに軍配となった。

カブスは初回、ウィルソン・コントレラスの2ランで先制し、幸先のよいスタートを切るも先発のカイル・ヘンドリックスがその直後、ドジャース打線につかまり、マックス・マンシーに一発とヤスマニ・グランダルのタイムリーで逆転を許してしまう。初回の攻撃で勢いに乗ったドジャースは続く2回にもジョグ・ピーダーソンの一発などさらに点差を広げて試合を有利に進めていく。先発のアレックス・ウッドは序盤に失点も立ち直り、7回3失点と好投した。

このまま終わる訳にはいかないカブスは8回、コントレラスのタイムリーで5対6と1点差に詰め寄り逆転を狙うもその裏のドジャースの攻撃で5番手、ランディ・ロサリオがコディ・ベリンジャーに一発を打たれ、リードを再び広げられた。2点差としたドジャースは8回から登板した守護神、ケンリー・ジャンセンが締めて逃げ切った。カブスは2桁10安打もあと一歩及ばなかった。

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