テレビ初披露でファンが歓喜したKAT-TUN・上田竜也のラップの実力

6月27日、テレビ東京で「テレ東音楽祭」が放送された。今年で5年目、番組史上最長の5時間の生放送となった。

MCは「TOKIO」の国分太一。グループとしてのTOKIOは今回は出演していないが、ジャニーズ事務所の後輩「V6」「KinKi Kids」「関ジャニ∞」「KAT-TUN」「Hey! Say! JUMP」「A.B.C-Z」「ジャニーズWEST」「king&prince」が参加し、番組を盛り上げた。

関ジャニ∞の渋谷すばるは脱退を表明しているため最後の出演。ヘイセイの岡本圭人は米国留学のため活動休止を表明しているので、渡米前最後の出演となった。

「NEWS」は昨年出演しているが、今年はメンバーの不祥事で出演を見合わせたよう。TOKIOもメンバーの不祥事による脱退で音楽活動を休止しているため出演しなかった。このようにジャニーズ事務所にとっては暗い話題が含まれていたが、king&princeがテレ東の音楽祭に初出演、KAT-TUNは2年ぶりの大型音楽特番に出演とあって、ファンも大盛り上がり。

KAT-TUNは「Real Face#2」「Ask yourself」のスペシャルメドレーを披露した。「Real Face」はKAT-TUNのデビュー曲で、曲中にラップが入るが、ラップ担当のメンバー田中聖が脱退。そのため、それ以降はラップ部分をカットして歌っていた。

ジャニーズ事情通は「3人体制になり、充電期間を経て、『Real Face』を『Real Face#2』として再収録したんです。KAT-TUNファンは3月22日のデビュー記念日イベントや東京ドーム公演で『#2』聞いていたのでメンバーの上田竜也がラップを担当していることを知っていますが、テレビでは初披露となったんです」と語る。

充電期間中はそれぞれがソロ活動。テレビでKAT-TUNメンバーを見ていたライトなファン層にとっては、上田は「炎の体育会TV」(TBS系)で熱血キャラという認識だっただろう。しかし、やはりアイドルなわけで、歌って踊る姿を今回、きっちりと披露した。

KAT-TUNが歌い終わるとSNSは、「上田ってラップできるんだね、かっこいいじゃん」「KAT-TUNが一番オーラがあってかっこよかった」とファン以外の人からのコメントが相次いだ。(二浦誠)

*テレ東音楽祭ツイッター @teretoongakusai

© 株式会社ジェイプレス社