ハイブリッド芝導入の日産スタジアム 敷き詰め作業進む

 2019年ラグビーワールドカップに向け、日産スタジアム(横浜市港北区)のピッチを、天然芝と人工芝を組み合わせた「ハイブリッド芝」に張り替える作業が進められている。

 ピッチはすでに従来の天然芝が取り除かれ、砂がむき出しになっており、26日からハイブリッド芝を敷き詰める作業が始まった。作業当日の朝に埼玉県の畑から10平方メートルずつ切り出し、トラックで輸送、その日のうちに機械で敷き詰める。28日昼時点でピッチの半分ほどが緑に戻った。

 ラグビーは芝への負荷が大きいため、市は耐久性のあるハイブリッド芝の導入を決定。良好な天然芝で知られる同スタジアムのピッチ全面を張り替えるのは初めて。敷き詰め作業は30日までで、7月下旬まで養生する。

ロール状に巻かれたハイブリッド芝を機械で敷き詰める作業=日産スタジアム

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