精神障害者通所授産施設、セルプ大村(長崎県大村市西部町)の利用者たちが同市陰平町のハウスで育てている「大村マンゴー」が熟して色づき始め、もうすぐ収穫のピークを迎える。30日から8月ごろまで、ハウスに隣接する「福祉の大村道野駅」で販売する。
施設職員の山口欽士(よしひと)さん(75)によると、8年前、宮崎県産のブランド完熟マンゴー「太陽のタマゴ」が話題になったのをきっかけに栽培に挑戦。現在は約600平方メートルのハウスに地植えと鉢植え計50本を育てており、たわわに実ったマンゴーが色づくと、落下して傷つかないようにネットをかぶせ、収穫を待つ。
例年900個ほどの収穫だったが、試行錯誤を重ねた結果、今年は豊作となり200~600グラムの約1300個の収穫を見込む。価格は2千円から。
山口さんは「甘みと口の中に広がるフルーティーな香りを楽しんでほしい」とPRしている。問い合わせは山口さん(電080・6444・4049)。
「大村マンゴー」いかが 授産施設セルプ あすから販売
- Published
- 2018/06/29 00:03 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:53 (JST)
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