日本対ポーランドの採点・寸評とマンオブザマッチ

グループリーグ(グループH)第3戦、日本対ポーランド。この試合に出場した両チーム全選手の採点・寸評とマンオブザマッチは以下の通り。

試合結果

得点者

59分 ベドナジェク(ポーランド)

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動画ハイライト

採点表

日本

4-4-2

GK

6.5 川島永嗣

DF

6.0 吉田麻也

5.5 槙野智章

6.5 酒井宏樹

6.0 長友佑都

MF

5.5 山口蛍

6.0 柴崎岳

5.5 酒井高徳

5.5 宇佐美貴史(65分out)

FW

5.5 岡崎慎司(47分out)

6.0 武藤嘉紀(82分out)

交代

5.5 大迫勇也(47分in)

5.5 乾貴士(65分in)

採点なし 長谷部誠(82分in)

寸評

セネガル戦から先発を6人入れ替えたが、結果的には、その試合で見られた長所を自ら消すような形となり、パフォーマンスレベルが総じて低いゲームとなった。

その中でも好材料を探すのであれば、前半にゴールライン上ギリギリでのビッグセーブ、後半も槙野のあわやオウンゴールを防いぎ名誉挽回した川島。また、セネガルとの試合から引き続き、安定したプレーを見せた酒井宏樹の名前が挙げられるだろう。

コロンビアのサポートと「フェアプレーポイント」の恩恵を受けての決勝トーナメント進出とみる見方はあるかもしれないが、大会前に巻き起こった批判的な声を消し、一つの「目標」を達成したことは事実だ。

次戦では優勝を狙う列強との一戦が控えるだけに、ここでもう一度セネガル戦で見せた戦い方を思い出し、万全な準備を持って挑みたい。

ポーランド

4-2-3-1

GK

6.0 ウカシュ・ファビアニスキ

DF

6.5 カミル・グリク

6.5 ヤン・ベドナジェク

6.0 ヤツェク・ベレシニスキ

6.0 アルトゥル・イェンドジェイチュク

MF

6.0 グジェゴシュ・クリホヴィアク

6.5 ヤツェク・ゴラルスキ

6.0 カミル・グロシツキ

6.5 ラファウ・クルザワ(79分out)

6.0 ピオトル・ジエリニスキ(79分out)

FW

5.5 ロベルト・レヴァンドフスキ

交代

5.0 ウカシュ・テオドルチュク(79分out)

5.0 スワヴォミル・ペシュコ(79分out)

寸評

決勝トーナメント進出の可能性がない状態でリードを奪ったこともあり、試合終盤にはスタミナだけではなく気持ちも切れた感はあったが、彼らにとっては、ここ三戦で最も内容の良いゲームではなかっただろうか。

前半は日本にいくつか決定機を作らせたが、グリクが帰ってきたディフェンスラインはMFとの好連携もあり、要所を抑える守備を披露。

攻撃の場面では単調なシーンが目立ったものの、先発で起用されたクルザワのセットプレーからゴールを上げるなど、ナバウカ監督の「人選」もようやくヒットした形となった。

MOM

6.5 ラファウ・クルザワ(ポーランド)

この試合で唯一のゴールをアシストしたのが、これまで「控え要員」として見なされていた伏兵ラファウ・クルザワであった。

より攻撃力を活かせる中盤左サイドで起用されると、ジエリニスキ、グロシツキら他の二列目の選手とポジションを変えながら躍動。

正確な左足を駆使したパスワークやクロスだけではなく、自らシュートを放つ場面もあった。また、空中戦、ボール奪取など、対人戦でも存在感を見せた点も評価に値し、“ダブル酒井”を牽制し続けていた。

※出場時間が短かった選手は採点対象から除外
※10点満点の0.5点刻みでの採点
※MOM=マン・オブ・ザ・マッチ(最も印象的だった選手)
※採点者:カレン

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