『ESPN』は28日、「セネガル代表のアリュー・シセ監督は、フェアプレーポイントでの敗退について話した」と報じた。
今回のW杯ではポーランドに勝利する会心のスタートを見せたものの、その後日本と引き分け、第3節でコロンビアに敗れたセネガル。
勝点と得失点差で日本と並ぶことになったが、最終的にはイエローカードの数によって順位が決まり、セネガルは決勝トーナメント進出を逃すことになった。
際どい差で敗退となったシセ監督は以下のように話し、ルールは尊重すべきものであると語ったとのこと。
アリュー・シセ 「我々はフェアプレーポイントの差で突破できなかった。わずかな差で、セネガルは突破できなかった。
なぜかといえば、我々はそれに値しなかったからだ。
それはルールの一つであるのだからね。我々はそれをリスペクトしなければならない。
もちろん、我々は違った形で大会を去ることを望んでいたよ。悲しいことだが、皆これがレギュレーションだとわかっていたんだ。
我々は完全にコミットしていた。おそらく、だからこそイエローカードが増えてしまったのだ。
セネガルの選手たちは皆強くコミットしていた。もしそれがなければ、ワールドカップでいいプレーをするのは難しい。
このレギュレーションが残酷なものであるかどうかはわからないよ。しかし我々はイエローカードを避けるよう選手に求めることはできなかった。
残念ながら、それは我々に対立する形で働いてしまったね」
(アフリカは今回全チームがグループステージで敗退してしまった)
「アフリカのサッカーは大きな進歩を遂げているよ。我々は諦めない。将来には素晴らしいことが待っていると思うよ」
(ウェールズと東ドイツとセネガルは、ワールドカップのグループステージで負けたことのないチームだった。その記録は終わってしまったね)
「他のチームを見れば、我々のサッカーを恥じるべきではないと思うよ。上位と他のチームの間に大きな差はない」