関東甲信で梅雨明け 史上最も早い夏の訪れ 梅雨明け猛暑に注意 6月中の梅雨明けは初めて

 気象庁はきょう29日(金)午前、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より22日早く、去年よりも1週間早い夏の訪れとなった。同地方は今月6日に梅雨入りしたばかりで、6月中に梅雨が終わるのは統計開始以来、はじめてのこととなる。

29日午前9時半頃。港区赤坂(撮影=多胡安那)

 気象庁によると、この先しばらくは太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が多く、気温が高くなる見通し。
 きょうも東京都心ではすでに午前9時過ぎには気温が30℃を超えたが、関東甲信は広い範囲で30℃を超える暑さとなる。
 特に前橋や熊谷など、関東の内陸部では気温が35℃以上の猛暑日になる所もあり、梅雨明け猛暑となりそうだ。

 さらに7月3日からの1週間程度は気温が平年よりかなり高くなることが予想され、高温に関する異常天候早期警戒情報も発表されている。
 引き続き、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症にはくれぐれも注意が必要だ。

29日からの週間予報(天気・最高気温)

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