きょう29日(金)は全国的に気温が上がり、新潟県や東北の45地点で6月としては観測史上もっとも高い気温となった。特に37℃ちょうどまで上がった山形県東根市では、6月としてだけでなく、年間通してでも過去最も高い気温を記録している。
また、35℃以上の猛暑日地点数(午後3時まで)は全国31地点で、山形市と埼玉県大里郡寄居町では37.5℃まで上がった。
きょう、過去最も早い梅雨明けとなった関東甲信地方では朝から晴れた所が多く、東京都心の最高気温は32.9℃と5日連続の真夏日となった。東京都心で6月に5日連続して真夏日となるのは、2005年以来13年ぶり。
あす30日(土)も東日本や北日本を中心に気温は平年を大きく上回り、山形や福島では33℃、北海道の帯広でも30℃近くまで上がる見込みだ。また、関東の内陸部では35℃近くまで上がる予想で、東京都心の予想最高気温は32℃と、真夏日連続記録を更新しそうだ。
ここの所、6月としては気温の高い状態が続いているため、熱中症には十分な注意が必要となる。