仏から有機商品専門店 県内初出店 果物、野菜など2300品目

 フランスのオーガニック(有機栽培)スーパーマーケット「ビオセボン」が28日、川崎市麻生区のイオンスタイル新百合ケ丘にオープンした。国内4店目で、県内では初出店。

 約260平方メートルの店内には、湯河原産の甘夏をはじめ、国内やフランスから集めたフルーツや野菜、菓子、飲料、雑貨などの有機農産物、有機加工品約2300品目が並ぶ。「子育て世代のお母さん」もターゲットに、離乳食だけでも30~40品目という品ぞろえだ。「オーガニックは一般のものと比べて値段は2~5割高くなるといわれるが、安全でおいしい。既存店では売り上げが15~20%増と好調」(土谷美津子ビオセボン・ジャパン社長)という。

 ビオセボンは2008年にパリで創業。ビオはフランス語で「有機」、ボンは「良い」などの意。ビオ商品を中心に扱い、欧州で100店舗以上を展開している。

新百合ケ丘にオープンしたフランスのオーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」

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