エアロネクスト、プレシリーズAラウンドで7,800万円資金調達実施。次世代ドローン「Next」シリーズの実用化を加速

株式会社エアロネクストは、プレシリーズAラウンドにて事業会社のベンチャーキャピタルなどから総額7,800万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先は以下の通り。

■第三者割当増資の引受先(順不同)

日本アジアグループ株式会社 代表取締役会長兼社長 山下哲生

株式会社オークファン 代表取締役社長 武永修一

千葉道場ドローン部1号
投資事業有限責任組合
(通称:Drone Fund) 無限責任組合員
鎌倉インベストメント株式会社
代表取締役 千葉功太郎

FFGベンチャー
投資事業有限責任組合第1号 無限責任組合員
株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
代表取締役 福田知

個人投資家 1名

■資金使途と今後の予定

(1)ドローン独自技術の開発

4D Gravityのロゴマーク

エアロネクストは、ドローン前提社会の到来に向けて、より安全で、様々な産業用途に利用できる次世代ドローンを開発している。エアロネクストが実現を目指すドローン・アーキテクチャの中心テーマは姿勢制御で、コアとなる重心制御技術(4D Gravity)を強みとした機体をこれまで発表してきた。今回の調達資金をもとに、独自技術のブラッシュアップを進め、ドローン機体フレームのあるべき姿を追求するとしている。

(2)次世代ドローン「Next」シリーズの実証実験と実用化の推進

4D Gravity搭載の「Next」シリーズ

エアロネクストは、2018年3月~4月の国際展示会において、「Next VR」「Next DELIVERY」「Next INDUSTRY」の3種類のドローン(以下:Nextシリーズ)を発表。Best of Japan Drone Award 2018においては、「ドローン関連テクノロジー」部門、「ベストベンチャー」部門の2部門において最優秀賞を受賞している。

今後は、「Next INDUSTRY」を活用した橋梁点検をはじめとするあらゆる産業用途で「Next」シリーズの実用化と量産化、「4D Gravity」搭載機体の普及に向けて、パートナー各社との連携を強化するという。

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