関東 梅雨明けの青空に「ハロ」出現

30日午前11時頃、東京都台東区(撮影=高橋和也)

 梅雨明けした関東地方では青空が広がり、きょう30日(土)昼前には関東南部を中心に「ハロ」が出ている。

 「ハロ」は上空に氷の粒でできた薄い雲が出ているとき、太陽の光が屈折して見られる光学現象だ。天気が下り坂のサインともいわれるが、今回は天気の崩れはなさそうだ。

 「ハロ」は、白っぽい光の輪のときもあれば、今回のように虹色に分光するときもある。なお、観測する時は、太陽を直接見ないようにする他、きょうはかなり気温が高くなっているため、長時間、直射日光の元にいるのは避けるなど、熱中症にも注意したい。

(気象予報士・長谷部愛)

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