阪神、先発全員安打の15安打15得点で快勝 岩貞の危険球退場を打線がカバー

ヤクルト対阪神の試合結果

岩貞の後を受けた2番手・才木が6回無失点の好投で2勝目

■阪神 13-7 ヤクルト(30日・神宮)

 阪神は先発全員安打の15安打15得点と打線が爆発し敵地ヤクルト戦を15-7で勝利した。先発の岩貞が初回に青木の頭部へ死球を与えわずか7球で危険球退場となったが、アクシデントに負けず打線がカバーした。

 打線は初回。無死一、三塁から福留が中前タイムリー、続く糸井が右翼へタイムリー二塁打を放つと1死満塁から北條が走者一掃のタイムリー三塁打。さらに梅野が右犠飛を放ち一挙6点を奪った。だが、その裏。先発の岩貞が無死二塁から青木の頭部に死球を与えわずか7球で危険球退場となるアクシデントが起こる。

 それでも2番手で急遽マウンドに上がった2年目の才木がこの回を1失点でしのぐと、その後は150キロの直球を武器にヤクルト打線を翻弄。6回3安打無失点の好投を見せ2勝目を挙げた。

 打線は2回にも熊谷のプロ初タイムリーが飛び出すなど3点を追加。5回には1死満塁から福留が2点タイムリー、糸井の二ゴロで1点、さらに陽川の中前タイムリーで先発全員安打を達成。この回一挙4点を奪った。9回にも2点を加えた。

 ヤクルトは先発のハフが4回9安打9失点(自責7)と大誤算。打線は7回に山田哲が17号2ランを放ち史上168人目となる通算150本塁打を達成、9回には畠山の4号満塁アーチで追い上げを見せたが序盤の失点が大きく響いた。

(Full-Count編集部)

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