2009年から9年間に及んだNikeとのテクニカルスポンサー契約が終了し、新たにUmbroとコンビを組んだヴェルダー・ブレーメン。
Nikeとの9年間以外にも、これまでPumaとは19年間(1981-2000)、Kappaとは9年間(2000-2009)と、クラブは長期のパートナーシップを結ぶ傾向がある。
現時点でUmbroとの契約期間は、2018-19シーズンから2022-23シーズン終了までの5シーズンとなっているが、過去の例を見ても両者間に問題が起きなければ、それ以降も契約を延長する可能性が高いだろう。
そんなブレーメンの“Umbro第1弾”となるユニフォームが29日、クラブとメーカーから発表となった。既に入団が発表されている日本代表の大迫勇也は、このユニフォームを着てブレーメンでの第一歩を踏み出す。
Werder Bremen 2018-19 Umbro Home
新しいホームキットは、原点に立ち戻ったかのようなグリーンとホワイトのシンプルなカラーコンビネーション。エンブレム上の星もゴールではなくホワイトであしらっている。
胸スポンサーは大手家禽会社の「WIESENHOF」で継続だが、ロゴマークの色はユニフォームに合わせてグリーン/ホワイトに変更。全体的に色の多用を避けている。
背面の首元には、クラブの応援歌のタイトル“Lebenslang Grun-Weiss(生涯、緑と白)”をレタリング。この言葉のもとに、死ぬまでブレーメンへの忠誠を誓う。
袖口にはクラシックな雰囲気を醸し出すUmbro“ダブルダイヤモンド”のグラフィック。
パンツはホワイト、ソックスはグリーンをそれぞれ基調。ソックスの前面にはメーカーロゴ、背面にはチーム名「WERDER」が入る。
Werder Bremen 2018-19 Umbro Away
アウェイキットはダークブルーとブラックのカラーコンビネーション。スタイリッシュな色使いとセンスにUmbroらしさを感じる。スポンサーロゴもキットのカラーに合わせてブルーに変更した。
ブレーメンの場合、ダークカラーのキットは決して珍しくないが、この2色は意外性のある組合せ。ダークブルー部分には水平ストライプを施している。メランジ柄の生地も良いアクセントだ。
キットのブルーに合わせて、エンブレムもグリーンからブルーにカラーチェンジ。袖スポンサーもブルーのロゴを掲出している。
パンツ、ソックスともにブラックを基調。パンツのエンブレムももちろん“ブルーバージョン”だ。
Werder Bremen 2018-19 Umbro Third
サードキットはブレーメンでは定番のホワイト。エンブレムを中心に広がるダイヤモンド状のグラフィックがユニークで独創的。これまでのブレーメンには見られなかった、大胆なデザインだ。
背面はシンプルにホワイト一色。ネームナンバーは明るめのグリーンが使われる予定となっている。
胸スポンサーのロゴマークは本来のカラーを使用。そしてサードキットでは、エンブレム上の星をグリーンで彩っている。
パンツはグリーン、ソックスはホワイトをそれぞれ基調。シャツを合わせた3点セットは伝統的なブレーメンの色となる。
ここではクラブとUmbroが公開したイメージビジュアルを掲載。
約2か月後に迫っている2018-19シーズンの開幕だが、ドイツサッカーリーグ(DFL)は29日に第1節のカードを発表。ブレーメンは、原口元気と浅野拓磨が所属するハノーファーをホームに迎える。