五霞・女子高生殺害15年 茨城県警、埼玉で情報呼び掛け 遺族ら参加

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佐藤麻衣さん

五霞町で2003年7月、都内在住の都立高1年、佐藤麻衣さん=当時(15)=が遺体で発見された殺人・死体遺棄事件が発生から丸15年となるのを前に、県警捜査1課と境署などは30日、佐藤さんが最後に目撃された埼玉県草加市の瀬崎浅間神社と、同神社に近い東武鉄道谷塚駅構内で情報提供を呼び掛けた。

佐藤さんは同年7月6日夜、同神社の夏祭り会場で目撃されたのを最後に行方が分からなくなり、同9日朝、五霞町川妻の用水路で遺体で見つかった。

情報提供の呼び掛けは、今年の夏祭りに合わせて実施。同課の坂井誠課長と同署の岡崎成人署長のほか、茨城、埼玉両県警の捜査員や地元の「せざき防犯パトロール隊」、佐藤さんの遺族ら計約40人が参加した。

捜査員らは佐藤さんの服装の特徴などを記したポケットティッシュ2千個を配り、プラカードを掲げるなどして情報を求めた。

坂井課長は「15年たっても犯人が捕まらず、ご遺族が心を痛めていることが申し訳ない。多くの人に情報提供してもらい、犯人を検挙するため捜査を進めていく」と話した。

捜査本部はこれまでに延べ約1万7千人の捜査員を投入。計91件の情報提供があった。情報提供はフリーダイヤル(0120)006475。 (小原瑛平)

情報提供を呼び掛ける県警捜査1課の坂井誠課長=埼玉県草加市