「生まれはどこ」「両親の仕事は」 熊本労働局が就職面接で注意喚起

 エントリーシートや就職面接で、その質問「NG」かも。7月1日は企業の高校訪問解禁日だが、熊本労働局は、選考の際に思想や家柄につながる質問をしないよう呼びかけている。「場を和ませようとつい聞いてしまうこともある」(同局職業安定課)ため、注意が必要だ。

 労働法は、人種や性別のほか、社会的身分や信条により採用時に差別的な扱いをすることを禁じている。それらにつながる恐れのある質問は不適切で、厚生労働省は、両親の仕事や支持政党、結婚観など11項目を例示している。

 中には「家の車はなに」「一人っ子なの」「好きな歴史上の人物は」といった、普段の会話の中で、つい聞いてしまいがちな項目も含まれている。違反しても罰則はないが、指導の対象になる。

 同課は「面接時にはあらかじめ聞く項目を決めておき、思いつきの質問はしない」などの対策を推奨する。8月には、県内事業者を対象にした説明会も予定している。

 高校卒業予定者への面接は9月16日から可能になる。(太路秀紀)

(2018年7月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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